Androidアプリの開発環境を整える

Androidアプリの開発環境を整えたので忘れないうちにメモ。OSはWindows7(x86)。

JDKをインストール

まずJDKをインストールする。OracleJavaのダウンロードページ*1にアクセスして、Java SE 6 Update 29て書いてあるところの、JREじゃなくてJDKのほうのDownloadボタンをクリック。jdk-6u29-windows-i586.exeていうファイルがダウンロードできた。ダブルクリックで起動して、そのまま次へ次へみたいな感じでオッケーだった。

Eclipseをインストール

Eclipseアーカイブのダウンロード

次にEclipseをインストールする。バージョンは何でもいいのかと思ったけど、現時点のAndroid SDKを動かすにはバージョン3.5以上じゃないとダメみたい。で、ダウンロードページを見てみたんだけど、3.4と3.6は見つかったんだけど3.5が見つからなかったので、3.6を入れることにした。Eclipse.orgのダウンロードページ*2にアクセスして、Eclipse Classic 3.6.2て書いてあるところの右っかわのWindows 32-bitていうところをクリック。eclipse-SDK-3.6.2-win32.zipていうファイルがダウンロードできた。

ダウンロードしたアーカイブの展開

ダウンロードしたアーカイブを展開する。あんまり深いところで展開しないほうがいいらしいので、とりあえずCドライブ直下にdevっていう名前のフォルダを作ってそこに展開した。

C:\Users\hide>dir \dev\eclipse /w
 ドライブ C のボリューム ラベルがありません。
 ボリューム シリアル番号は 0CA1-BCCE です

 C:\dev\eclipse のディレクトリ

[.]               [..]              .eclipseproduct   artifacts.xml
[configuration]   [dropins]         eclipse.exe       eclipse.ini
eclipsec.exe      epl-v10.html      [features]        notice.html
[p2]              [plugins]         [readme]
               7 個のファイル             207,227 バイト
               8 個のディレクトリ  192,901,156,864 バイトの空き領域
日本語化

なんかよく分かんないけどPleiadesていうの使うと日本語化できるみたいなので日本語化した。まずPleiadesを配布してるサイト*3にアクセス。pleiades_1.3.3.zipていうのをダウンロード。展開すると中にpluginsていうフォルダとfeaturesていうフォルダが入っているので、Eclipseを展開したフォルダ(さっきの例でいうとC:\dev\eclipse)に上書きコピー。あと、同フォルダ(C:\dev\eclipse)に入ってるeclipse.iniの末尾に

-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

ていう行を追加した。こんな感じ。

C:\dev\eclipse>type eclipse.ini
-startup
plugins/org.eclipse.equinox.launcher_1.1.1.R36x_v20101122_1400.jar
--launcher.library
plugins/org.eclipse.equinox.launcher.win32.win32.x86_1.1.2.R36x_v20101222
-showsplash
org.eclipse.platform
--launcher.XXMaxPermSize
256m
--launcher.defaultAction
openFile
-vmargs
-Xms40m
-Xmx384m
-javaagent:plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar
Eclipse起動

同フォルダ(C:\dev\eclipse)に入っているeclipse.exeをダブルクリックで起動。初回起動時にワークスペースのフォルダを聞かれるので、とりあえずC:\Users\hide\workspaceとして、「今後この質問を表示しない」にチェックしてOK。これで起動できた。

Android SDKをインストール

インストーラのダウンロード

Android SDKのダウンロードページ*4にアクセスして、installer_r14-windows.exeをダウンロードした。

インストール

installer_r14-windows.exeをダブルクリックして、指示にしたがってインストールしていく。インストール先はC:\Users\hide\android-sdksにしておいた。ライセンスの確認画面が出たらAccept ALLを選択してInstallボタンを押せばOK。

環境変数の設定

これは必要なのかどうなのか分かんないんだけど、とりあえずやっとく。インストールしたフォルダにplatform-toolsていうフォルダとtoolsていうフォルダが入ってて、中にツールが入っている。そこへのパスを通しておく。環境変数PATHの末尾に、以下の値を追加した。

C:\Users\hide\android-sdks\platform-tools;C:\Users\hide\android-sdks\tools;

EclipseAndroid Plug-inをインストール

Eclipseの「ヘルプ」→「新規ソフトウェアのインストール」をクリック。「サイトを入力または選択」て書いてあるところに、https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/ と入力する。そうすると下にAndroid DDMSとかが表示されるので、「すべて選択」して「次へ」→「完了」。これでインストールされるので、Eclipseを再起動する。

Android Virtual Device(AVD)の作成

Androidアプリの開発は仮想デバイスの上で行うので、最初に作成をしておく。

Android SDKのインストール

Eclipseの「ウィンドウ」→「Android SDK Manager」をクリック。例えばAndroid 2.1用のアプリを作りたい場合、Android 2.1にチェックを入れて、Install n packagesボタンをクリックする。

Android Virtual Deviceの作成

Eclipseの「ウィンドウ」→「AVD Manager」をクリック。「新規」をクリック。名前のところは適当に(avd2.1とか)入れて、ターゲットから適当なものを選択(Android 2.1用のアプリを作りたい場合、Android 2.1を選択)して、Create AVDボタンをクリック。

・・・これで開発環境が整った。慣れれば楽勝なんだろうけどEclipseとかほとんどさわったことないからすげー時間かかった(>_<)